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福岡で知っておきたい外壁の凍害対策―冬に備える外壁メンテナンス入門

2025.11.21 瀧本 竜太
「凍害(とうがい)」という言葉を聞いたことはありますか?今回は外壁リフォーム・塗装の現場で特に注意したい、外壁の 凍害 について、原因・症状・対策を分かりやすくまとめてみます。

凍害とは何か

外壁の凍害とは、外壁材内部に侵入した水分が、冬期の「凍結と融解(溶けること)」を繰り返すことで、素材にダメージを及ぼす現象を指します。

具体的には、冬季に気温が氷点下になると、水分が凍って体積が約10%程度膨張し、融けるとまた水に戻るというサイクルを繰り返すことで、外壁材の内部・表層に亀裂や剥離を生じさせます。

この現象は、寒冷地に限らず、湿気の溜まりやすい日陰・北面・築年数が経った住宅でも起こり得るため、油断できません。

なぜ起こるのか(原因)

凍害が発生する主な原因を整理しておきましょう。

水分の侵入・滞留:外壁の塗膜が劣化、シーリング材がひび割れ・隙間になるなどして、雨水・結露水・湿気などが外壁材内部に入り込むと、凍害の元になります。

昼‐夜の寒暖差と凍結:浸入した水分が「凍る(膨張)→融ける(収縮)」を繰り返すことで、素材に繰り返しストレスがかかります。特に氷点下2度前後になると発生しやすいとされています。

日当たり・通気の悪さ:北側の壁、日陰部、通気が十分でない壁面は、乾燥しにくく水分が滞留しがちで、凍害のリスクが高まります。

築年数・塗膜劣化:建物の築年数が経つほど、塗装や防水機能が低下し、凍害に対する耐性も下がります。塗り替えのタイミングを逃さないことが重要です。

症状(どんな状態になるか)

凍害が進むと、以下のような症状が見られます。早期発見が大切です。

ひび割れ(クラック):外壁材表面や内部に細かな亀裂が生じます。浸入水分が凍ることで膨張し、ひびが広がる原因となります。

ポップアウト現象:外壁表面に“皿状"に欠け落ちるような剥がれが見られます。コンクリートやサイディング材に起こりやすいです。

スケーリング(表面剥離):セメントペーストが剥がれ、表面がざらついたり欠けたりします。防水性能がさらに低下する段階です。

塗膜剥離・浮き:塗装が浮いたり剥がれたりすることもありますが、凍害か塗膜剥離かを見分ける必要があります(凍害は下地材まで影響している可能性あり)

一つの症状を放置すると、被害範囲が広がり、建物全体の耐久性能や外観にも悪影響が出てしまいます。

対策・メンテナンス方法

凍害を未然に防ぐ、また被害を最小限に抑えるためのポイントを紹介します。

■ 予防策

定期的な点検:築年数が10年を超えたら、目地シーリングや塗膜の劣化、外壁の状態を専門業者にチェックしてもらうことが推奨されます。

塗り替え・防水塗装:塗膜の劣化=防水機能の低下。特にシリコン系・フッ素系塗料など耐久性の高いものを採用し、水の侵入を防ぐことが非常に効果的です。

通気工法の導入:壁内の湿気を外に逃がす「通気層」を設ける工法は、結露・湿気による水分滞留を防ぎ、凍害のリスクを下げます。

軒やひさしの延長:外壁を直接雨水・雪水にさらされないよう、軒やひさしを適切に設けることで、水分浸入の機会を減らせます。

■ 被害発生時の対応

早期補修が鍵:ひび割れや剥がれが小さいうちに、パテでの補修・部分塗装などで処理することで、被害の拡大を防げます。

張り替えやカバー工法の検討:損傷が進行し内部まで劣化が及んでいる場合は、外壁材自体の張り替え、または既存材の上から新材を被せるカバー工法が必要になることもあります。

専門業者による診断:見た目ではわかりにくい内部劣化が進んでいるケースも多いため、外装劣化診断士・塗装業者などのプロによる確認をおすすめします。

まとめ

凍害は、建物(特に外壁)に「水分+凍結サイクル」という比較的単純な条件がそろうことで進行する、でも見逃されがちな劣化現象です。
外壁は建物の“顔"であるとともに、構造を守る“盾"の役割も担っています。塗装の剥がれ・ひび割れ・剥離を放置すると、美観だけでなく耐久性・資産価値・安心にも影響が出てしまいます。
築10年を目安に、外壁の状態を「点検+メンテナンス」の習慣化をすることで、凍害による大きな補修を未然に防ぎ、修繕コストも抑えられます。

あなたがリフォーム・塗装会社の立ち上げメンバーとして活動される中でも、外壁凍害への知識は大きな強みになります。ブログを通して、専門的な知識をわかりやすく発信すると、読者・お客様にも安心感が伝わると思います。

もし、凍害写真の活用方法や、具体的な補修工事の流れ・費用相場についても書きたい場合は、お手伝いできますので、ぜひお知らせください!
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